客家大院‧桐の花公園
苗栗県は民族が多元化していますが、その内の65%を客家人が占めています。客家人が多く居住する苗栗県政府は、桐の花公園の中に桐の花の管理所として客家大院を設立しました。伝統を伝える師匠と現代建築家が連携して設計した「客家大院」は、クラシックとモダンを融合させた三合院の建築物となっています。客家大院は、約300坪の敷地を有し、層が豊富で、幾重にも重なっているかのように見えます。客家文化を体験してもらいたいというコンセプトを基に先人が使った生活用品や家具などの客家文物が保存、展示されており、懐かしい雰囲気で溢れています。客家大院には客家の要素が強調されているだけでなく、客家ならではの文化精神も十分に表現されています。
客家大院は、桐の木がいっぱいある桐の花公園の中にあります。そして、ここの主役はもちろん桐の木であり、客家のシンボルであることを表しています。また、夜はライトアップされた桐の花を観賞することができます。